たった15秒で緊張や不安を和らげる方法
コブシを10秒強く握って力を抜く
詳しい解説
この方法は、アメリカの精神科医であるエドモンド・ジェイコブソン氏が提唱した
『 漸進的筋弛緩法 』の一部を抜き取って使った方法によるものです。
漸進的筋弛緩法とは
漸進的筋弛緩法とは、楽な姿勢になって目をつむり、足に力を入れた状態を10秒間保ち、その後一気に力を抜いてリラックス(このとき息を吐くときにより力を入れる方が効果的と言われています。)そして、太もも〜お尻〜お腹〜背中〜……と順番に筋肉の緊張と弛緩を繰り返し、一番弛緩する状態に意識を向けるというもの。
漸進的筋弛緩法の効果
長期的な効果としては、『不安レベルの低下』『パニック発作の軽減』『恐怖に直面した時の対処能力向上』『集中力改善』『自己肯定感の増加』『自発性と創造性の向上』などの効果があるとされています。
ですが、緊張する瞬間は急にやってくるもの。
そんな時はこの『 漸進的筋弛緩法 』の一部を切り取って使ってみましょう。握り拳の筋肉をぎゅっと握って緊張させ、一気に緩めてその緩みに意識を向けることで身体のリラックスな状態を思い出すことができ、不安と緊張を緩めるのに役に立つかもしれません。
こんな悩みにオススメ
▷大事な人と会う前に緊張して不安になった
▷プレゼン前に緊張してしまって逃げ場がない
まとめ
漸進的筋弛緩法の一部分を利用して
今すぐに緊張を和らげたいときの応急処置として
『コブシを10秒強く握って力を抜く』を覚えておこう!