不安体質を改善して楽観的になれる『反論思考』のやり方とは?
不安を抱えている自分に、
他人になったつもりで『反論』や『励まし』をする
詳しい解説
反論思考とは
抱えている不安に対して、自分で反論するテクニック。
心理学の世界では知らない人はいないほど有名な『マーティン・セリグマン氏』は
『反論の練習は、楽観主義を身につけるベストな方法だ』と
反論の効力について絶大な効果があることを語っています。
反論思考のやり方
不安を抱えている自分に対して他人になったつもりで
『反論』をしたり、『励まし』の言葉をかけたりするだけ。
例)
子供の帰りが遅い……どこかで事故にあったのかな?
- 『事故に遭ったら病院から連絡があるんじゃないかな?』
- 『大丈夫だよ!きっと友達と遊んでるだけだって!』
例)
賞味期限が切れたモノを食べてしまった。。。病気になるかも
- 『変な匂いも変な味もしなかったから平気だよ!』
- 『賞味期限は目安なんだから大丈夫だって!』
タスマニア大学で行われた研究結果によると
心配性の人たちを集め、反論思考の練習を4週間つづけたところ、
全員が前向きで楽観的な考え方をするようになったとのこと。
不安に反論するオススメのワード
『それで死ぬわけじゃない』
これは個人的に一番使ってきたワードです。
子供の頃、電子レンジで温める際に使っていた『ラップ』の端が自分の料理に入ってしまったことがありました。
それに気付かず間違って食べてしまった私は、病気になり死んでしまうのではないかと心の底から心配になりました。
そんなときに、私の母が
『死ぬわけじゃないから大丈夫だよ!』
『ラップなんてどこにでもあって毎日使うのに、そんなちょっと食べて死ぬんだったら世界中で死んでる人がいっぱいいるはずじゃない?』
と言ってくれて、安心したのを今でも覚えています。
『思い通りにならないって素敵なことだわ。』
赤毛のアン
『思いもよらなかったことが起こってるってことでしょ?』
自分が予期していない新しい出来事が目の前に起こったり、
急激な変化が起こるというのは受け入れ難いモノです。
どんな方であっても変化に遭遇することは不安になることだと思います。
そんな時はこの言葉を思い出してみてください。
今までの自分では想像することもできなかったことに出会う事は、新しいことに出会い、自分の価値観を広げ、成長につながる事でもあることを思い出しましょう。
こんな悩みにオススメ
▷すぐに嫌な考えが浮かんで不安になってしまう
▷不安な考えが頭から離れない。。。
まとめ
不安を抱えている自分に、
他人になったつもりで『反論』や『励まし』をする
そんな反論思考の練習をすることは
不安に強くなり、前向きになれる効果的な方法!