やる気スイッチのつくり方

あなたの背中を押してくれる3つのテクニック


      

▷ すぐ取り組める準備をする
▷ 簡単に始められることを事前に用意する
▷ 作業は途中でやめておく



詳しい解説

やる気を出す基本原則は

『とりあえず自分を行動させること』

先に動いて少し時間がたたないと
やる気スイッチの電気(やる気パワー)はつかない!

行動までのハードルを低くすることが
やる気スイッチをつくることにつながる。

すぐ取り組める準備をする

▶︎行動するために必要な準備をなるべくなくしておこう!

すぐに取り組めるようにするメリット

心理学者のショーン・エイカー氏の研究によると、
人間は行動に取り掛かるまでに20秒以上かかると、その行動を先延ばしにする
という傾向があることを見つけました。
これは『20秒ルール』と言われ、現代の習慣化のテクニックとして世界で注目されているメソッドです。つまり、

取り組むまでの時間を20秒以内にすることで行動の先延ばしを防ぐことが出来ます。

勉強であれば
・本は開いて出しておく

運動であれば
・ランニングウェアを予め玄関に出しておく

  • 勉強であれば
    • 本は開いて出しておく
  • 運動であれば
    • ランニングウェアを予め玄関に出しておく

など、自分がしたい行動に必要な準備を
なるべく減らして20秒以内に抑えましょう!


簡単に始められることを事前に用意する

▶︎取り組みたい行動の中で一番簡単な作業を決めておき、
一番最初にその行動から取り組むようにしましょう!

簡単な作業を選ぶメリット

いきなり難題に取り組もうとすると『うわ〜めんどくせ〜
と、超巨大なやる気スイッチを用意しなくてはいけませんが、
超簡単な事であれば『まぁ、やってみようかな?
と、やる気スイッチが小さく押しやすくなり簡単に行動に移せます。

例えば、英語の勉強を始める一番最初の行動が『英語の長文を読解する』だと相当なやる気スイッチが必要になることは想像しやすいのではないかと思います。
英語の勉強であれば『前回わからなかった単語を一つ見直す』や、『簡単な穴埋め問題を1問やる』など
自分が簡単だと思う作業を最初に持ってきてスタートダッシュのハードルを低くしましょう。

先に取り上げた『すぐに取り組める準備をする』が物理的な負担を軽くし、
簡単な作業を用意することは心理的な負担を軽くします。

簡単な作業というエサを用意することで自分を行動に誘い込むことが出来るのです。

作業をあらかじめ決めておくメリット

ミソネタ大学とフロリダ州立大学で
ちょっと意地悪な研究が行なわれました。
それは、決して解けないパズルに取り組んでもらうというもの

ただこの時に
本人にどのパズルを解くか選ばせた場合と、
このパズルを解いてくださいと選ばせないでやってもらった場合で
諦めずにパズルに集中できる時間を測りました。

その結果は
選んだ場合は9分、選ばなかった場合は12分30秒
でギブアップ宣言をしました。

この結果からわかるのは
どんなに小さな選択や決断であっても、それだけで集中できる時間が減ってしまう』ということ
作業を終える前に、どこから取り組むかだけ決めておけば

次のスタート時により長い時間集中して作業に取り組めるようになります。

作業は途中でやめておく

▶︎区切りがいいとこでやめずに、
むしろ悪いところでやめておこう!

途中でやめるメリット

これはツァイガルニク効果を利用したテクニックになります。

ツァイガルニク効果とは
完全に終わったことよりも、途中で中断したことのほうが記憶に残りやすい心理現象。

区切りが悪いところで終わることによって
『区切りもいいし、もうちょっとやりたかったな……』
『これだけやっちゃいたかった……』と、

もう少しやりたい!』という喉から手が出るほど欲しい記憶を
ツァイガルニク効果によって、脳に残すことが出来ます。

次に取り掛かるためのブースターとしてかなり有効なテクニックです。

こんな悩みにオススメ

▷やりたいことがあるのにやる気が出ない
▷やる気を上げて行動する方法を知りたい

まとめ

いったん行動してしまえばやる気パワーが出てくるので、
やる気スイッチをつくるためには
行動までのハードルを低くすることが重要

ハードルを下げる効果的な3つの方法
  • すぐ取り組める準備をする
  • 簡単に始められることを事前に用意する
  • 作業は途中でやめておく


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